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【分析官のメモ #14】レアル・マドリード vs リヴァプール UCL決勝

『分析官のメモ』とは

Jリーガーの個人分析官として活動する筆者が、毎週10試合以上の試合を見ながら記録したメモの一部を公開する企画です。
「どのような視点から試合を見ているのか」サッカーに関わる皆様のヒントになれば幸いです。

  • より深く分析した試合レビューも定期的に配信していきますので、そちらも是非ご覧ください!
  • 筆者へのお問い合わせはTwitterから https://twitter.com/niwatori_foot

「分析官のメモ」第14回です。

今回は日本時間の2022年5月29日に行われたCL決勝レアル・マドリード vs リヴァプールの試合を取り上げようと思います。

注意:実際に私が試合中にメモをした画像を利用するのでかなり汚いものになっています。メモの中で書いていることは記事内でも書かせていただくのでご容赦ください。

両チームのスターティングメンバーは

レアル・マドリード4-3-3

リヴァプール4-3-3

レアルは攻撃時左IHのクロースが降り、アンカーのカゼミーロと段差を作るようなビルドアップをする。

またリヴァプールのWGがSBをチェックしている事から上記したビルドアップ時SB(特に左SBのメンディ)に一度入れる事でリヴァプールのWGを引き付ける事で相手を押し込みプレス回避をする。

対するリヴァプールはクロースに対して右IHのヘンダーソンがチェックし、そのまま彼がプレスのスイッチとなりハイプレスを仕掛ける。

レアルの右サイドはWGのバルベルデが中に絞り、右SBのカルバハルがタッチラインを使う。

また後半からは相手のハイラインの裏を右WGの推進力で突破し相手の左CBのファンダイクをつり出す狙いを見せる。

実際得点シーンもこのバルベルデの突破から生まれた。

リヴァプールは攻撃時、特に遅攻時にアンカーのファビーニョが空くためそこを起点として縦パスを供給する。

またビルドアップサポートで左IHのチアゴが降りてボールをさばくがそこにレアルの右IHのモドリッチがチェックする。(深く飛び出すと背後のスペースをCFの前に使われるため飛び出しすぎない)

またリヴァプールの右サイドは右IHのヘンダーソンがタッチライン、WGのサラーが絞る。右SBのアーノルドは中に絞りボールに関わる。

対してレアルは右WGのバルベルデがリヴァプールの左SBのロバートソンに合わせて下がり、場合に応じて5バックになる時にもある。

以上が今回公開するメモの全てになります。

各国のリーグも終わり、今シーズン欧州最後の大会となったCL決勝。

リヴァプールが終始圧倒する展開となっていたが今シーズンのレアルマドリードのCLの戦いを表すかのような結果となりました。

皆さんの中にもリヴァプールが点を取れない時間が続いているときにレアルマドリードが勝つかもと思った人も少なくないはずです。

これを思わせてしまうのがレアルマドリードの強さであり、クラブの大きさであると改めて感じさせられる試合になりました。

対するリヴァプールも自分たちのスタイルを貫き通し、内容においてはレアルマドリードを圧倒していたのはさすがというほかありません。

来シーズンのリヴァプールも期待が持てるという確信が持てる試合にもなりました。

ともあれレアルマドリード優勝おめでとうございます!!

最後に皆さんの中で「この試合の分析が見たい」などの希望などありましたら、TwitterのDMからご連絡いただけると嬉しいです。


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