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【分析官のメモ #9】ユヴェントス vs インテル コッパイタリア決勝

『分析官のメモ』とは

Jリーガーの個人分析官として活動する筆者が、毎週10試合以上の試合を見ながら記録したメモの一部を公開する企画です。
「どのような視点から試合を見ているのか」サッカーに関わる皆様のヒントになれば幸いです。

  • より深く分析した試合レビューも定期的に配信していきますので、そちらも是非ご覧ください!
  • 筆者へのお問い合わせはTwitterから https://twitter.com/niwatori_foot

「分析官のメモ」第9回です。

今回は日本時間の2022年5月12日に行われたユヴェントスvs インテルの試合を取り上げようと思います。

注意:実際に私が試合中にメモをした画像を利用するのでかなり汚いものになっています。メモの中で書いていることは記事内でも書かせていただくのでご容赦ください。

両チームのスターティングメンバーは

ユヴェントス4-2-2

インテル3-5-2

インテルは基本ロングボールは使わず平面でのビルドアップをする。

その際のビルドアップの1つとしてWBの上がりに合わせてDFラインがスライドをし4バックを作り、ビルドアップをする。

画像とは逆に右WBが高い位置を取った時には左WBのペリシッチが降りて3バックがスライドをする。

もう1つのビルドアップとして左ストッパーの選手が高い位置を取った際その空いたスペースにアンカーのブロゾヴィッチが入り、ビルドアップをする。

そこから左WBのペリシッチにボールを繋ぎそこからの仕掛けを中心に攻撃をする。

ユヴェントスは2-1のリード時ボヌッチを入れ、5バックを構築。

5-3-1-1の並びに変更し、トップ下のディバラがアンカーのブロゾヴィッチをチェックする。

対する1トップの脇のスペースをストッパーの選手がドリブルで持ち上がり、攻撃を仕掛ける。

以上が今回公開するメモの全てになります。

インテルのビルドアップの多彩さとペリシッチのスーパーな活躍が見られた素晴らしい試合で今後インテルを追いかけてみたいと思わせてくれる試合だったので皆さんも時間があればぜひ。

最後に皆さんの中で「この試合の分析が見たい」などの希望などありましたら、TwitterのDMからご連絡いただけると嬉しいです。


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