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【分析官のメモ #7】レアル・マドリード vs マンチェスターシティ CL 準決勝2stレグ

『分析官のメモ』とは

Jリーガーの個人分析官として活動する筆者が、毎週10試合以上の試合を見ながら記録したメモの一部を公開する企画です。
「どのような視点から試合を見ているのか」サッカーに関わる皆様のヒントになれば幸いです。

  • より深く分析した試合レビューも定期的に配信していきますので、そちらも是非ご覧ください!
  • 筆者へのお問い合わせはTwitterから https://twitter.com/niwatori_foot

「分析官のメモ」第7回です。

今回は日本時間の2022年5月5日に行われたCL準決勝2stレグ レアル・マドリードvsマンチェスターシティの試合を取り上げようと思います。

注意:実際に私が試合中にメモをした画像を利用するのでかなり汚いものになっています。メモの中で書いていることは記事内でも書かせていただくのでご容赦ください。

両チームのスターティングメンバーは

レアル・マドリード4-3-3

マンチェスターシティ4-3-3

レアルは右IHのモドリッチが相手のアンカーであるロドリに対してマンツーマンでマークを行い、そこからCFのベンゼマと連動してプレスをかける。

そのプレスをかけた際空いたロドリのマークはレアルのアンカーカゼミーロが出ていくことでチェックをする。

また前線のプレスに連動をして後ろから一つ捕まえに行く守備を行う。

対するマンチェスターシティはカウンター対策で攻撃時両SB特に右SBのウォーカーがあまり高い位置を取らない。

またレアルのプレスに対して左IHのベルナルド・シウバが降りる事でプレス回避をする。

レアルは攻撃時CFのベンゼマは左に少し流れ、左WGのヴィニシウスとの距離を近づけ連携を狙う。

そのヴィニシウスは中に絞ることで左SBのメンディにスペースを与える。

右WGのバルベルデは攻撃時かなり中に絞りタッチラインは常に右SBのカルバハルがとる。

ビルドアップは左IHのクロースが斜めに降り、ボールを配給する。

以上が今回公開するメモの全てになります。

この試合は戦術というよりもレアル・マドリードというクラブの偉大さを感じざるを得ない試合というほかなかったと思います。

さて、この試合の結果により今シーズンCL決勝のカードが決定しました。

決勝トーナメントをすべての試合大逆転で勝ち進んできたレアル・マドリードか、圧倒的強さでここまで来たリヴァプールか。

どちらにしてもすごい試合になることは間違いないと思います。

では最後に皆さんの中で「この試合の分析が見たい」などの希望などありましたら、TwitterのDMからご連絡いただけると嬉しいです。


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