『分析官のメモ』とは
Jリーガーの個人分析官として活動する筆者が、毎週10試合以上の試合を見ながら記録したメモの一部を公開する企画です。
「どのような視点から試合を見ているのか」サッカーに関わる皆様のヒントになれば幸いです。
- より深く分析した試合レビューも定期的に配信していきますので、そちらも是非ご覧ください!
- 筆者へのお問い合わせはTwitterから https://twitter.com/niwatori_foot
「分析官のメモ」第5回です。
今回は日本時間の2022年4月29日に行われたCL準決勝1stレグリヴァプールvsビジャレアルの試合を取り上げようと思います。
注意:実際に私が試合中にメモをした画像を利用するのでかなり汚いものになっています。メモの中で書いていることは記事内でも書かせていただくのでご容赦ください。
リヴァプール4-3-3
ビジャレアル4-4-2
ビジャレアルは守備時プレスはかけず、自陣に引き込むながらカウンターを狙う。
右サイドはSBのアーノルドが中に絞り、IHのヘンダーソンがチャンネルランやオーバーラップを行い、右WGのサラーは基本タッチラインでボールを受けドリブルで仕掛ける。
特に後半からこの右サイドで縦に早くに仕掛け、相手に戻る時間を与えないようにする。
ビジャレアルは状況に応じてSHのコクランとロ チェルソがDFラインに6バックでブロックを組む。
それに合わせて2トップの一角のチュクエゼが左SBのマークにつき中盤ラインに参加する。
対するリヴァプールは左IHのチアゴがライン間でボールをさばき、展開をする。
またアンカーのファビーニョがカウンターのフィルターになる。
以上が今回公開するメモの全てになります。
皆さんの中で「この試合の分析が見たい」などの希望などありましたら、TwitterのDMからご連絡いただけると嬉しいです。